ボランティア支援

尾鷲市ボランティア・市民活動センター

 尾鷲市ボランティアセンターは幅広い社会的課題の解決を応援するため、令和2年4月1日より「尾鷲市ボランティア・市民活動センター」に改称しました。

尾鷲市ボランティア・市民活動センター設置要綱.pdf

 

「ボランティア活動」って?

 ボランティア「volunteer」には「志願者」という意味があり、ボランティア活動とはこの意味が示す通り「自発的」であること(強制された活動でないこと)を大前提として、「社会性(他人や社会のために行うこと)」「無償性・非営利性(営利を求めないこと)」を兼ね備えた活動です。似たような言葉で「奉仕」という言葉がありますが、「奉仕」とは「神仏や君主、師などに謹んで仕えること」「報酬を求めず無私の労働を行うこと」を意味し、本来のボランティア活動とは少し違った意味があります。またボランティア活動が持つ「無償性」を「無料」と解釈される場合がありますが、活動に係る経費や実費などの負担を求めて行う活動も、営利を求めないという点で「無償」のボランティア活動と言えます。

 

「市民活動」って?

 「市民活動」とは、社会的な課題(1人の問題ではなくその社会を構成する複数の人に共通する問題)を解決し、よりよい社会をつくるため市民が行うボランティア活動のことです。

相談・コーディネート

  • 「ボランティア活動」に関する相談に乗っています。
  • 「助けてほしい」と「助けてあげたい」「役に立ちたい」をお繋ぎしています。

活動支援

  • ボランティア同士の交流や活動の企画などをお手伝いします。
  • 保険加入を支援。
  • 助成金による支援や他の助成情報をお伝えしています。

人材育成

  • ボランティアに関する研修を開催します。
  • 特に必要とされている活動に対する啓発やボランティア養成講座を開催します。

 

相談・コーディネート

 「地域のために何かできることはないかな」「どんなボランティア活動をしたらいいの」「自分の得意なことや趣味を活かして誰かの役に立てないかなあ」など、ボランティア活動をしようと考えている方や企業様などの相談に乗らせて頂いたり、困っている方の相談に乗らせて頂いたりして、活動をしたい人と活動をしてほしい人をおつなぎするお手伝いをしています。

ボランティア登録

 活動したい人、活動をしてほしい人、そのどちらか一方のニーズがあっても、双方のニーズがないとボランティア活動は成立しません。その時の状況によってはおつなぎすることができないこともあります。必要とする方が現れた時にご紹介できるよう、尾鷲市ボランティア・市民活動センターではボランティア登録をお願いしています。ボランティア・市民活動センターへの登録は団体や企業のほか個人でもできます。まずは気軽にご相談ください。

様式第1号-1 ボランティア登録申込書(団体用).pdf
様式第1号-2 ボランティア登録申込書(個人用).pdf
様式第2号 ボランティア登録辞退届.pdf

 少しでも「役に立ちたい」という思いをお持ちの方々が、必要とされている方々につながるよう、相談援助活動を通じて双方のニーズをキャッチしたり、ボランティア講座などを通じて情報発信ができるよう努めてまいります。

 

活動支援

ボランティア活動に関する相談・コーディネート、ボランティア同士の交流支援、研修の企画のほか、ケガや賠償責任に対する保険の加入支援、活動資金の援助を行っています。

 

活動にかかる保険

ボランティア活動中におけるケガや賠償責任を補償するボランティア活動保険等の加入支援を行っています(一部対象とならないボランティア活動もあります)。

ふくしの保険のページ

 

助成支援

尾鷲市社会福祉協議会では、市民の皆様からご賛同いただいた社協会費を財源として、地域のボランティア活動を支援するため、登録団体(一部条件あり)を対象にボランティア活動保険の保険料助成やボランティア活動助成を行っております。また、公益財団法人三重ボランティア基金をはじめとする各種助成情報についても必要に応じて情報提供させていただいておりますので、活動資金についてお困りの場合はご相談ください。

ボランティア活動助成事業実施要綱.pdf

 

人材育成

 住民の皆様が主体的に地域の課題解決に取り組むまちづくりのため、各種ボランティア講座を企画しています。

災害ボランティアコーディネーター養成講座のようす

生活支援ボランティア養成講座(わがらのまちの暮らしささえ合い塾)のようす

 

何が必要か何ができるか話し合っています

 尾鷲市社会福祉協議会では、「尾鷲市の誰もが安心して生活できるまちづくりをすすめていく」という理念のもと、地域の福祉的課題について住民の皆様とともに助け合いによる解決のしくみを模索しています。そのため、どんな助け合いが必要とされていて、どんなことができるのか、どんな方法だったらできるのかを話し合う場づくりを進めています。地域の福祉的課題といっても様々あり、まだまだ十分に話し合う場を持てていませんが、「誰もが安心して生活ができる“思いやりあふれる優しい”まち」を目指し、私たちのまちの助け合いについて話し合う場を作っていきたいと思っています。

(例)高齢者の生活支援を考える「わごころ会議」

【担当】地域福祉課 総務・福祉係 TEL 22-3246