こんにちは。ボランティアコーディネーターの吉澤です。
11月27日(日)、災害ボランティアコーディネーター養成講座を修了された方を対象に、フォローアップのための講座を開催しました。
昨年度に引き続き、愛知県春日井市を拠点に活動する「災害ボランティア愛・知・人」様を講師に、
「水害に遭ったらどうする!?~ボランティアによる家屋復旧支援のポイント」というテーマで、
ボランティアによる支援活動の実際や、支援の内容、方法について学びました。
前半は代表の赤池博美様を講師に、今年も相次いで発生した大雨による水害の被災地での支援活動の様子や、
家屋の復旧を応急的に支援するための知識について講義していただきました。
座学の後は、会場に設置した洋室と和室の2つの模型を使って、実際に床下や壁の中を確認する方法や、
作業の前の養生のしかた、床下に水や土砂が流れ込んでしまった時の復旧支援の方法について、
実技を交えて学びました。
災害ボランティア愛・知・人のメンバーによるサポートのもと、近年使われている断熱材の種類や取り扱い方、
床下や壁の構造など、被災地での支援活動の経験から得られた情報を皆さんで共有しながら、
こうしたボランティアによる支援活動があることを学び、いざ災害が起こった時に自分たちで助け合える、
また自分が出来なくても困っている人を発見して支援可能な人へとつなぐことができるよう、
知っておくことの大切さを学びました。
今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため対象者を修了者に絞って開催しましたが、
「もっといろいろな人に知っておいてほしい!」という内容で、来年こそは新規の養成講座を再開させたいと思いました。
受講いただいた皆様、長時間にわたる講習お疲れさまでした。
ご協力いただきました災害ボランティア愛・知・人の皆様、ありがとうございました!