こんにちは。尾鷲社協の山本です。
5月7日(土)におわせ魚市場で行われたちびっこ防災フェアに啓発ブースを出展させていただき、
災害時の助け合い活動の啓発として、
ダンボールとブルーシート(シルバー)を使った“ダンボール瓦”を作るワークショップを行いました!
割れて使えなくなった瓦の代わりに、このダンボール瓦が活用できるということを、
昨年度の災害ボランティア講座で講師をしていただいた、愛知県春日井市を拠点に活動するボランティア団体
「災害ボランティア愛・知・人」様に教えていただき、今回のイベントで作ってみました。
台風や地震などで屋根に被害を受けてしまった場合、もちろん専門業者さんに修理していただくのですが、
被害が広範囲に及ぶような場合は依頼しても対応が追い付かないことも。
ただ、そのまま雨が降ると、雨漏りで家自体が住めなくなってしまうため、応急処置が必要です。
ブルーシートなどを張って対策をしますが、
数枚程度であればこのダンボール瓦を差し込むだけで雨漏りが防げるそうです。
参加してくれた子どもたちには、作ったダンボール瓦に応援メッセージやイラストを描いてもらいました。
新型コロナウイルスの影響で、災害時のボランティア活動を取り巻く状況が大きく変化していますが、
被災地域に行けなくてもできるボランティア活動もあるため、こうしたお互い様の助け合い活動を
これからも啓発していきたいと思います。
作成したダンボール瓦は、この地域の災害に備えるほか、支援活動に取り組むボランティア団体に提供させていただきます。